日本経済新聞2015/11/12 19:21 (2015/11/13 0:05更新)よりの転載
尖閣に中国軍の情報収集艦　南方の公海を反復航行

防衛省は12日、中国海軍の情報収集艦１隻が11～12日に
沖縄県の尖閣諸島南方の公海を反復航行していたと発表した。
日本の領海や接続水域には入っていないが、尖閣南方海域で
中国軍艦の航行を確認したのは初めて。同海域を１往復半する
不審な行動で、防衛省は外交ルートを通じて中国側に注視して
いると伝えた。 　

軍艦は通信傍受を目的としたドンディアオ級。尖閣南方を東
から西に向かい、反転して東進、その後再び西に抜けた。
海上自衛隊のＰ３Ｃ哨戒機が発見、無線で航行目的をただした。
応答があったかどうかは明らかにしていない。 　

安倍晋三首相は12日、首相官邸で国家安全保障局の谷内正太郎
局長や防衛省の河野克俊統合幕僚長らと情勢を分析した。
公海での航行のため、対抗措置はとっていない。

【以上、転載終わり】

先週末に、米軍B52爆撃機が南沙諸島の人工島付近を飛行し
中国管制官から警告を受けた、とロイターや時事通信など
複数のメディアｇ報道していますが、南沙諸島の米中対立
の影響が尖閣にもあらわれたのかな？とも思われます。