先進国の間では、かってのチャイナドリームは崩壊して
これからは中国を発展途上国ではなく（経済上）中国を
先進国とみなした戦略を立てる必要があると言われています。

中国に生む大半の日本人が大都会に住んでいらっしゃると
思いますので、ご存じないかも知れませんが、中国の
農村部の生活は、日本の明治時代あるいは大正時代と
同程度の生活です。（水道もなければトイレは汲み取り式）

それでも、他の後進国から中国を見れば、そんな生活でも
夢の国にみえる訳なのです。

昨日の腾讯新闻の特集からの写真の抜粋です。
越南女子的中国梦（ベトナム女性の中国の夢）

福建省漳州市长泰县岩溪镇珪后村には１０名のベトナムから来た花嫁が
いるそうです。中国そしてベトナムでも正確な統計資料はありませんが
中国全土には１０万人を越えるベトナムの花嫁がいるといわれています。

豚の飼育をしている中国人のところへ嫁に来た女性。

子供さんが一人いらっしゃるそうです。

日本人からすれば、海外に嫁に来てまでこんな生活をしなくても、
となるのでしょうが、ベトナムの貧しい女性にとっては夢のような
暮らしとなるのが現状のようです。

本来、ベトナムの花嫁が中国に住むには毎年ビザの更新をする必要が
ありますが、大半のベトナム女性はビザの更新をしていない不法滞在
だそうです。手続きが大変なのとビザの更新には毎年８００元もの
お金がかかることも原因のひとつだそうです。

中国では一人っ子政策の影響で若い世代では、男性の数が女性の数
より２０００万人から３０００万人多いと言われています。

これからの中国ではますます海外から嫁に来る女性の数が急上昇
すると思われます、

海外の女性を嫁として斡旋する産業が成長産業になることは間違い
ありません。
日本でも、農村部では海外女性を嫁として紹介する企業があります。

その一方で、今週の初めに中国のニュースで報道していましたが
山東省の農村部の独身男性がベトナム女性を斡旋すると騙され
一人当たり３万元（約５７万円）から７万元を騙し取られて
総額１００万元（約１９００万円）もの詐欺事件があった
そうです。

一人っ子政策をやっていなければ、中国の人口は増え続き世界的な
食糧危機となり戦争に結びつくといわれています。

また、２０００万人を越えう中国男性が海外から嫁をもらいだすと
後進国で嫁不足となり暴動が始まるかもしれません。

何かよい秘策があるのでしょうか？