王毅外相の米国への警告と株価との関連からすると、中国語の四声は気にしなくてもよい(笑)
10月27日、南沙諸島への米艦艇が12海里内を航行した
ことに抗議した中国の外交部王毅部長がTVを通じて
米国に「三思而后行(よく考えてから行動しなさい」
と強い警告を発しました。
その日の上海株価は3%の下落から始まりましたが
この発言の後、持ち直して終値は「3434.34」ポイント
となったそうです。
(写真上部左の白枠の中の3434.34が27日の終値)
翌朝の中国ネットでは、「王外交部長の発言は神がかりだ!」
「株価も中国の発言を支持している!」との記事で大ブレイクです。
上证综合指数在经历了惊心动魄的V型反转之后,
收在了3434.34点,也就是“三思、三思、三思”
(上海証券総合指数は劇的なV字回復を見せて
終値は3434.34!これは“三思、三思、三思”を
意味している)
”三思”の中国語の発音と、”34”の発音が似ていることから
中国人がよくやる言葉のお遊びなのですね。
こんな偶然があるのですね。
でも、このニュースを読んで私の感じたことは
まったく別なことです(笑)
三思のピンイン=sān sī ですが
34のピンイン=sān sì と四声が同じではないのです。
四声が違うにもかかわらず、同じ四声とみなして中国の
ネットをにぎわせておりますので、我々外国人が四声の
発音を気にして中国語がしゃべれなくなる必要など何も
ないと思います。
(もちろん正しい発音が出来るのが一番ですが)
私の経験では、まったく初対面の中国人でも私が四声を
間違った発音でも聞いてくれまして、その上正しい発音
を教えてくれることが度々あります。
(お蔭様で、私の中国語は山東訛りだ、とよく言われますが)
よく、「中国語は四声が大切」と言われていますが、難しい会話でなく
簡単な会話しかしゃべれない間は、四声を気にせず会話の回数を
増やすほうがよいと思います。
四声は会話しているうちの自然と身につくようになりますので。
な~んて、偉そうな事を言いながらまともにしゃべれない
私の独り言です(笑)
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。