腾讯財経５７期よりの引用
碳排放带来雾霾 赚钱保命就不能兼得？

私は腾讯財経の「浮世・Miss Money」という特集を
毎回興味を持って読んでいます。

今回は１０月３０日に１５０カ国の首脳が集まったパリで
開催された「国連気候変動枠組み条約第２１回締約国会議
（ ＣＯＰ２１）」にちなんで

あなたは、排気ガスを減らすか、ＧＤＰの成長を望むか？
どちらを選びますか？

というアンケートです。

へたをすれば、国家批判とも捕らえられかねないテーマです。

この特集の冒頭は、先進国（欧米）は排気ガスの減少を
図るため工場を中国やインドに移転して自国の排出量を
減らしています。という出だしになっています。

中国得意の問題の原因は自分ではなく他にある、という図式を
使うことにより国家批判にならないように配慮しています。

上海

発電所からの排ガス

同じく発電所からの排ガス

発電所からの排ガスの写真により、外資系企業の工場からの
排ガスが問題ではなくて、中国の発電所を含み石炭を燃やすことに
よる排ガスが問題だと、暗に示しているような気がします。

しかも上記の発電所からの排ガスの写真の合間に、パリの会議
（ＣＯＰ２１）の会場の写真を混ぜてあえて目立たないように
配慮しています。

記事の中にはしっかりと、中国の発電所の６割は石炭発電の寄るものだ
と記載しております。

私のブログで取り扱う記事は、腾讯（Tencent）からのものが
多いのはこのような理由からです。