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中国では4億人が標準語での会話ができない(もっと多いと思うのですが)

中国新闻网 [微博] 2015-09-20 14:55
教育部:中国仍有约4亿人不能用普通话进行交流


教育部の発表によりますと、中国での識字率は95%で
70%が標準語を理解しているそうです。


ただし、その中の一部の方は聞き取ることは出来ても
話すことの出来ない方が含まれており、約4億人が
標準語での会話ができない、と発表しました。


【以上、引用終わり】



私が実際に現地人としゃべっている感触では普通語での交流が
出来ない方は、4億人よりも多いと感じています。



教育部が「普通語(標準語)」を推し進める指示を出した
のは1957年ですが、その後の文化革命で中断されて
中国憲法19条に「国家は全国で通用する普通語を押し
広める」と規定したのが、わずか30年前の1985年
なのです。


1985年以降に小学校に入学された方々より年上の方は
標準語を喋れないと思っている方が無難です。



また、中国では共稼ぎの両親が多いので、子供は入学する
まで祖父母が育てるケースが多いのです。


したがって標準語が喋れない祖父母に育てられた入学前の
子供さん達も標準語が喋れない場合が多いのです。


中国のテレビ放送では、中国語の字幕が必ず付いていますが
標準語で喋るアナウンサーの言葉が聞き取れない方々のため
の字幕なのです。


もちろん、日本語の標準語が関東弁から来ているように
中国語の普通語は東北弁から来ていますので、北方の方
は標準語に近い可能性があります。


私の会社でも40歳を過ぎた総務部長は標準語を喋れない
聞き取れないので、工場長が中国語で私と総務部長の間の
通訳を務めています(笑)



ちなみに中国では、日本の英検のように標準語の検定試験が
あり、資格証をいただけるそうです。



この資格証からして、普通語を話せることが
特殊である証明となりますね(笑)
(写真は百度図片からの引用)




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