好香的中国紅のブログ

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日中官僚が支給されるホテル宿泊費の比較

中国国家公務員の2016年1月1日からのホテル宿泊費の基準が
10月に決まったようです。



中央和国家机关差旅住宿费标准明年1月1日起调整よりの引用)



上記の宿泊費基準表によりますと、中国では部長クラスの方が
上海や北京に泊まる場合には1,100元(約2万1千円)の
支給があるようです。一般職では500元(約9500円)と
なっています。




一方、日本の国家公務員の場合には
国家公務員等の旅費に関する法律
(昭和二十五年四月三十日法律第百十四号)によりますと



                  甲地方     乙地方 
内閣総理大臣等 内閣総理大臣及び 19100円 17200円
最高裁判所長官
 指定職の職務にある者       14800円 13300円 
七級以上の職務にある者       13100円 11800円 
 六級以下三級以上の職務にある者  10900円    9800円 
二級以下の職務にある者        8700円    7800円 
注)甲地方;東京都、大阪市、名古屋市、横浜市、京都市及び
      神戸市のうち財務省令で定める地域その他これら
      に準ずる地域で財務省令で定めるもの
  乙地方;上記以外の地方




日中とも金額では大差がないように見えますが、同じ金額でも
日本と中国では泊まれるホテルの格差が激しいと思います。



私が日本で勤務していた1990年代に毎月のように東京に
出張に出ておりましたが、その当時私が泊まっていたホテル
の宿泊費は2万円少し(内閣総理大臣様より高級なホテルに
泊まらせていただいていたようです)



逆に、私が中国のホテルで一番宿泊費が高かったので650元です。
(地方都市だったのですが、部屋の広さや調度品の質からすれば
 今はもうありませんが、黒川紀章さん設計のガラス張りの室内
 プールが有名だった六本木プリンスホテル(当時の宿泊費は
 3万5千円)よりも豪華な室内装飾でした)



皆様は、日中国家公務員の宿泊費をご覧になって、どんな感想を
お持ちになったでしょうか?