国慶節のお休みに中国人の友人が
夜行列車で済南へ行くというので
連れて行ってもらいました。

夜８時の煙台駅切符売り場

中国の電車の駅はとても暗いです。

割り込みが多くて苦情が出ている切符売り場ですが
最近では窓口に割り込み防止装置が設置されています♪

８の字になった割り込み防止装置
（窓口には一人しか近寄れない仕組みになっています）

そのうちに、銀行の窓口やスーパーのレジにも
取り付けられるかもしれませんね（笑）

今回初めて中国の夜行列車を利用したのですが
列車自体はブルートレインのような綺麗なもの
でなく、極普通のローカルな列車です。
（写真がなくてごめんなさい）

寝台車の通路です。

今回の寝台車は、二段ベッドが左右に２つの四人部屋。

二段ベッドの上の方に、上下二人分の掛け布団と
枕が重ねてあります。

上側のベッドは

左側の青い吊り金具で固定しているようです。
（体重が重い方は注意が必要かもしれません）

窓際にはテーブルが設置されています。

扉の内側は鏡になっています

内側からの施錠も出来るようです。

部屋が狭いので全体像が取りづらいのですが

こんな感じです。

以前に見かけた３段ベッドの部屋では階段が
設置されていましたが

この二段ベッドでは、写真の丸印の所に
足をかけて二階へ登るそうです。
（ハードルが高い気がしますね）

煙台から済南まで寝台列車のお値段は
新幹線が約１６０元に対して寝台列車は
２００元少し、と約２割高くなります。

所要時間は、新幹線が約４時間に対して
寝台列車はほぼ倍の８時間弱となります。

ドアは内側から施錠できますが、夜中に
ひっきりなしに車掌さんが巡回に来て
ドアをガチャガチャするので、繊細な
方は眠れないと思います。

また、列車はすべて禁煙なので喫煙者には
つらいものが在るかもしれませんね。