好香的中国紅のブログ

香りの素敵な中国雲南の紅茶

アフタヌーンティーのお供としてこのブログを楽しんでいただければ幸せです♪

女性活用に見る日本社会と中国の差の一例をご紹介♪

海外で仕事をしていると、取引先企業の

担当者(役職を問わず)が女性である

場合が日本に比べるとかなり多いと

感じます。



取引先企業の社長さんもいらっしゃれば

部門長の女性もいれば、一担当者が

女性の場合もあります。



日本と海外の女性の能力の差ではなくて

責任ある立場を女性に任せることのできる

社会と、いつまでもこの仕事は男でないと

出来ないと信じ込んでいる社会の差では

ないか、と思います。


それと、女性が安心して仕事に打ち込める

環境を社会が作り上げていなければ、女性

の活躍は期待できません。



中国に住んでいると、市バスの運転手や

タクシーの運転手さんの女性の比率が

高いことに気がつきます。


日本だと基盤のハンダなどは女性がやって

いると思いますが、中国では鉄工所の溶接

を女性がごく普通に行っています。



日本の女性と異なり、3Kと呼ばれる職場にも

女性が進出しているのです。

(このあたりは日本女性の問題だと思います)


私個人的には、溶接作業は男性よりも女性の

方が技術的に高くなれる仕事に一つだと

思っております。



前置きが長くなりましたが、女性活用の良い前例

になればいいなと思っている例をご紹介いたします。


白の女性用燕尾服(?)を着込んだ美人で若い女性たち。

これからどんな仕事をされると思いますか?




お仕事前の準備体操です。


3月3日から、長沙市の海信広場のお客様用

駐車場で車の誘導係りのお嬢様達なのです。



日本の「おもてなし」は駐車場で車を降りて

企業内あるいは店舗内に入ってから始まり

ますが、中国では駐車場にこられた時から

「おもてなし」を開始しようと考えたよう

ですね。


写真だけ見ると、華やかでかっこいい職場の

ように見えますが、実際には強風の日、大雨

の時、そして冬の寒い日も屋外でのお仕事と

いう3Kに属する仕事です。

(6時間勤務だそうです)


中国では、若い女性の働く場所が少ないので

このような職種が全国に広まればいいな!

と思っています。