好香的中国紅のブログ

香りの素敵な中国雲南の紅茶

アフタヌーンティーのお供としてこのブログを楽しんでいただければ幸せです♪

ビザカードのいじめにより銀聯カードは日本で使えないカードになったらしい、、、

私は1980年代に欧米への出張のため「アメックス」を使っておりました。



しかし、その当時日本でアメックスの端末読み取りを置いている所はほとんどなく(と言っても私が使用するのは飲み屋さんだけでしたが)海外のみで使用していた不便な時代でした。



またこの当時に、海外からいらっしゃった外国人の持ってきたクレジットカードではATMから現金を引き出せない、という問題が多数ありました(私のクレジット会社に問い合わせた結果、ヨーロッパのMCカードを神戸市内で使用できるATMはわずかに2台のみ)


昔から、外国人とのお付き合いが多かったので国際クレジットカードといっても使えないものだ、と言う認識がその当時からありました(何故使えないのか?との原因には興味がありませんでした)



ところが、中国人の爆買のお陰で「海外に住んでいれば日本人でも免税品が買える」とか

「更に、銀聯カードを使えば5%の割引がつく」など、中国に住む日本人にはうれしいお店が沢山出現してきているようです。



その一方で、2015年から中国で採用した銀聯カードのICチップ化したものは日本ではATMや商店でも読み取れない、と言う問題が発生しているそうです。



何故中国のICチックカードが日本のATMで読み取れないのか、と調べてみた所、中国は世界標準ではなく、2015年4月以降人民銀行が定めたPBOC3.0 と言う規格に準拠しているそうです。



私は、中国が先進国入りを果たすためにあらゆる分野で世界標準を採用していることを知っています。日本のJISは世界標準ではないローカルの基準ですが、中国のGB規格はISOに準拠している。サーズの問題に苦しんだ中国はWHOとの連帯に力を入れており毎年冬になれば、鳥インフルエンザの死亡者が多数発生しているにもかかわらず、WHOは「中国の対応は正しい」とお墨付きを与えています。(韓国のマーズ対応とは大違いです)



また、昨年8月の元安騒動もIMFからの事前の要求に従っただけの話で中国独自で決めたものではないことは、日本を除く世界中の知るところでした。


そんな世界標準を採用したくてたまらない中国が、何故銀聯カードのICチップを独自路線にしたのか?



興味を持って調べてみると、ビザカードのいじめにあったのが原因ではないか,と思われます。



フジサンケイビジネスアイ ストリームからの引用

中国の銀行カード決済開放「戦国時代」に

        ↑

(何故、日付けが記載されていないのだろうか?)



銀聯カード(ユニオンペイ)は2002年3月から始まり、国際決済のため2003年頃からビザやマスターズ、JCBなどとの提携カードが発行されるようになったそうです(現在、約2億枚の提携カードが発行されているそうです)



中国の高度成長に伴い、現在世界150ケ国、120万台のATMで使用可能だそうです。



黄色人種が大きな顔をしだすと、気に入らないのが白人社会。



ビザは2009年、世界の会員銀行に銀聯カードによる、中国国外でのユニオンペイ決済禁止を通達したのです。



これに対抗して銀聯カードもビザカードとの提携カードの新規発行停止を2010年5がつから実施しました。



このような経過から、中国はICチップを国際標準にせず独自規格を採用したのではないかと思われます(独自規格であればh区陣社会からのいじめに会いにくい)




中国人の爆買に大きな期待を寄せる日本は、この問題にどのように対処するのか?


対処できなければ、中国から現金持ち出しの上限を超えた買い物ができなくなり、日本での消費額が縮小してしまいます。



早急に対応すべき問題と思われますが、如何でしょうか?